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介護者予防とは

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介護者予防とは

誰だって介護状態にはなりたくありません。介護者にもなりたくてなるわけではありません。「介護は突然くるから予防なんて無理」という概念は間違っています。介護予防という取組みがあるように介護者予防という取組みをしましょう。
介護予防は対象者自らが地域のサービスなどを利用して軽い運動をしたり敬老会などのコミュニティに参加して社会との接点を持つことです。つまり私たちが積極的に取り組むことではありません。
では、私たちは対象者に介護予防の取組みを促すことしかできないのでしょうか。未来の介護者が介護者予防として取り組めることは何でしょう。
「対象者の観察」です。観察による「早期発見、早期対応」が介護者予防の目的です。
例えば認知症などは早期発見、早期対応でその進行を遅らせることは可能な時代になりました。認知症が発症しても自立した生活ができなくなるわけではありません。早期発見、早期対応によって、もの忘れ程度の状態で最後を迎えることのできた方も少なくありません。

対象者の観察

対象者が65歳を過ぎたらマメにコミュニケーションをとることが介護者予防の一歩です。
いまはIT技術が進歩しています。電話でのコミュニケーションでも何もしないよりはいいですが、できれば「顔を見ながらのコミュニケーション」をお勧めします。SkypeやFacetimeなど手軽に活用できるサービスを利用しましょう。高齢者になればなるほど、そういったIT技術を使いこなすことが困難になります。ですから、対象者が若いうちから慣れておくことも必要です。
コミュニケーションをとることが目的ではありません。ですから、正直いって話の内容は二の次です。あくまでも目的は「観察」です。観察ですから、続けることが重要です。
同居の場合はその変化に気づきにくいことがあります。「観察」という観点をもって対象者とコミュニケーションをとる時間を意図的に作りましょう。

高齢者に多い症状を知る

高齢者の病気の特徴としては
・ちょっとしたことで病気になる
・合併症を起こしやすい
・急変することがある
・治りにくく慢性化しやすい
・薬の副作用がでやすい
・脱水や肺炎をおこしやすい
などがあります。
高齢者になれば免疫力が低下します。要介護者も健康であった状態に固執し「いままでは・・」という感覚で、ちょっとした病気を甘く考えることがあります。しかし、その「ちょっとした病気」がきっかけで入院となり、入院がきっかけで認知症を発症する・・ということがあるということを知っておいてください。

高齢者の場合はインフルエンザで入院治療が必要になる場合もあります。自分と同じ感覚で高齢者の病状を判断することは危険です。

高齢者に多い症状

■だるい
発熱、低血糖、脱水症などはだるさを伴います。低血糖や脱水は放っておくと命の危険があります。

■発熱
高齢者は一般的に少し体温が低いです。ちょっと熱が上がっただけでもぐったりすることがあります。微熱程度でも重篤な病気が隠れている場合があるので注意が必要です。

■嚥下困難
嚥下(えんげ)とは食べ物を飲み込むことです。上手に飲み込めないときは原因となる病気がある場合もありますが、精神的に不安定な場合もあります。食べているときの姿勢に問題がある場合もあります。この場合は筋力の低下も考えられますので、注意が必要です。嚥下障害で肺炎になることもあるので、本人の訴えには耳を傾けましょう。

■腹痛
どこがいつからどのように(チクチクなのかじんじんなのか など)痛むのかよく聞きましょう。腸ねん転や腸閉塞である場合もあります。また下痢や便秘などでも腹痛は起こります。排便の確認をしましょう。

高齢者の場合はインフルエンザで入院治療が必要になる場合もあります。自分と同じ感覚で高齢者の病状を判断することは危険です。

介護者予防チェックポイント

介護者予防は「対象者の観察」です。
では、何を観察すればいいのでしょうか・・・。

■元気そうですか?
声のはり、顔色、憂鬱そうにしていないか、体調はどうか

■会話はいつもの調子ですか?
・ろれつは回っているか
・記憶の状態はどうか
・同じ話を繰り返していないか
・会話が成り立っているか

■食事をおいしく食べているか
・食欲はあるか
・食事量はどうか
・食事に偏りはないか
・飲み込みはどうか
・歯の状態はどうか(義歯の場合は合っているか)

■排泄の状態はどうか
・尿漏れしていないか
・トイレにいく回数はどうか
・下痢や便秘はしていないか
・便に血が混じっていたり、コーヒー色の便ではないか

■水分は摂っているか
・肌の乾燥はしていないか
・唇は乾燥していないか
・暑い日は特に水分を多くとっているか

■生活状態はどうですか
・よく寝ているか
・お風呂には入っているか
・お買い物はできているか
・外出はしているか
・金銭管理は大丈夫か
・夏場は特にエアコンをつけているか

■運動状態はどうですか
・つまづきやすくなっていないか
・手や足の上がり具合はどうか
・階段の上り下りはできているか
・反応は鈍くなっていないか

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