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高齢者住宅について~その1~

高齢者の住まいの種類

「老人ホーム」というと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
重介護の高齢者が、病院のように数人が同室でベッドに寝たきりになっている状況や、都心から離れた交通の便の悪い場所にひっそりと佇む「姥捨て山」を想像される方もいらっしゃるかもしれません。
現在よく目にする、耳にする「老人ホーム」には、特別養護老人ホーム(特養)のような公的施設と、民間施設(主に株式会社が運営)の有料老人ホームがあります。例えるなら、公立の学校か私立の学校かの違いです。その違いがわからず、一色単に「老人ホーム」と認識されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、「姥捨て山の老人ホーム」といったネガティブな選択肢ではなく、ご本人、または介護者の尊厳ある生活を支えるために必要な選択肢の一つとして、施設介護の情報をお伝えしていきます。

【民間施設と公的施設の分類表】
民間施設と公的施設の分類表

公的施設の現状

施設介護を検討される際、価格が安い公的施設=特別養護老人ホームを検討される方が多いかもしれません。しかし、現在、特別養護老人ホームは、入所待ち人数が全国で約52万人にのぼり、すでに深刻な施設不足に陥っております。そして、2015年4月以降、入所条件が要介護3以上に設けられ、より入所が難しくなりました。また、特養であっても月額20万円を超える施設もあり、有料老人ホームと変わらないこともあります。
そのため、民間の有料老人ホームや高齢者住宅の果たす役割はますます重要性を増しています。
早見表_カラー

有料老人ホームや高齢者施設の現状

民間施設は公的施設に比べ多様化し、選択肢が広がる一方、介護、食事、医療等の一つ一つのサービスの中身がわかりづらいのも事実。入居対象者は施設によって異なりますが、概ね65歳以上で、自立の方から要支援、要介護の方まで幅広く入居することができます。また、公的施設に比べ、民間施設の数は多く、空室がある施設も探しやすく、比較的早く入居することができます。また、以前に比べ入居時の費用が必要な施設もあれば、入居金0円や入居金と月額費用のバランスを選べるプランを出している施設もあります。

また、自宅に代わる新たな住まいとして、サービス付き高齢者向け住宅(サ付き、サ高住)が増えています。サービス付き高齢者向け住宅とは、一般的な賃貸住宅よりも高齢者が住みやすく、暮らしやすいように配慮されており、安否確認サービスと生活相談サービスを提供しております。有料老人ホームのような入居一時金はなく、敷金・礼金がかかります。また、基本的に月額費用は家賃、管理費(共益費)が記載されており、食費を入れると、有料老人ホームと比べ、決して安いわけではありません。
介護サービスに関しては、在宅介護の場合と同じように、ご入居者のお体の状態や要望によって、ケアプランを作成し、外部の介護サービスを利用するため、重介護の方が、有料老人ホームと同じようなサービスを希望した場合、月額の費用が高くなる場合もあるので注意が必要です。また、特定施設入居者生活介護の指定を受けているサービス付き高齢者向け住宅もあり、この場合、介護サービスは介護付有料老人ホームもほとんど変わらない対応をしているものもあります。

高齢者住宅について~その2~に続く

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